【愛和病院・無痛分娩レポ】①計画入院して産んできたよぉ




こんばんは〜。けいこんぶです。

2023年の9月、埼玉県川越が誇るビッグな産婦人科愛和病院で第一子を出産してきました。里帰り・無痛分娩・計画入院・産後は個室で4泊5日というプラン。母子共に健康なカラダで帰還です!

折角大変な経験をしたので、無痛分娩は本当に痛くないのか、愛和病院での出産は実際どうだったか等々まとめてみたいと思います。

無痛分娩を検討している方、里帰り出産予定の方達、見てみてね〜。

けいこんぶ

妊婦の皆さんお疲れ様です。妊婦期間もあと少しだよ。

みんなが心身ともに健康で、可愛い我が子に会えますように!

今回の出産で良かったポイント

・旦那に立ち会ってもらえた!
(陣痛の長い時間、孤独を感じないで済むのと、やっぱり安心する。)

・無痛分娩のおかげでダメージ軽減。
(正直無痛でも痛いし苦しいけど、麻酔をした事でめちゃ軽減されたと思う。おすすめ。)

・看護師/助産師さん達がとても優しく素敵な方々だった。
(女神級優しさ。感謝しかない。)

・病院食がとても豪華でうんまい。
(ホテルかな?って位豪華。毎回食事の時間が楽しみになる)

入院に持って行った物

基本は病院側が用意してくれてます。(替えのナプキンとかパジャマとか)
なので下記アイテムだけ持っていけばOK。

必須

・母子健康手帳
・入院費の予約金証
・聴覚検査の助成券(里帰り出産の為、使わず。領収書だけもらって後日区に請求)
・授乳用ブラジャー 3枚
・産褥ショーツ 3枚
・退院日に着る用の洋服
・メイク用品
・※出産の時に飲む飲み物

入院中に飲む飲み物はお忘れ無く!
院内にも自動販売機はあるんですが、点滴してると移動が億劫なので事前にペットボトル2〜3本位買っておくのをおすすめします。

あると便利

・メディキュット(エグい程足がむくむ)
・パソコンやiPad(産後、暇な時Wifi繋いで使える)

けいこんぶ

メディキュット、スリムウォークがないと足がパンパンすぎて耐えられなかったと思う・・・。

ちなみに、産後2~3日目位が一番むくみが出る。痛いくらいむくむ。

入院(出産前日)

さて、ここからは入院からどんな流れで出産まで進んでいったかをまとめちゃうよ。

14時 入院

無痛分娩で計画入院する場合は、入院初日に子宮口を広げる準備、その翌日に陣痛促進剤を打ち出産するスケジュールになっています。

けいこんぶ

私は予定日の1週間前に計画入院してきたよ。

なかには入院予定日より早く破水しちゃう方とかもいるらしいです。

入院当日、14時ちょっと前に病院に着いて、すぐ6人部屋に案内されました。専用のパジャマに着替えて、点滴準備をしてゆきます。

ぶすり。

普通の点滴針より太いので、痛い・・・。ちょっと元気がなくなる痛さ。動かすと痛いので、点滴打っていない方の手でひたすら携帯をいじります。

それと、お腹周りに赤ちゃんのストレスを測る計測器をつけます。ここから出産までずっと装着するので、トイレに行くたびにナースコール呼んでつけ外しをしてもらう必要あり。なんか面倒で気軽にトイレ行きづらいけど、看護師さん達イヤな顔ひとつせず呼んだらすぐきてくれるので感謝感謝。

16時 内診グリグリ

先生が子宮の開き具合を見に来てくれます・・・が、この内診がクッソ痛い。これが世にいう「内診グリグリ」かと、痛すぎるだろと思わず涙目・・・。子宮の中をグリグリ押し付けられて数秒の間なのにトラウマ級痛み。

そして、子宮口が1.5cmしか開いていなかったので「バルーンを入れて入り口広げていきましょう」との事でした。小さい丸い風船みたいなやつ。そんなもん子宮に入るんか?やだなと思ったけど仕方ない。

けいこんぶ

他の妊婦さんから、バルーン痛い話を聞いていたのでちょっと憂鬱に・・・。

子宮口が十分に開いてればやらないで済んだのにな〜。

バルーン痛い・・・

別室にて、バルーンを入れられます。約4cm位の丸い風船。入れた瞬間、すごい変な感じ・・・そして痛い。鈍くて重い痛みです。

ただ耐えるしかなく、それが辛い。先ほどの6人部屋に戻り、ひたすら時間が経つのを待ちます。

けいこんぶ

あまりの痛みに、つわりで辛かった時期がフラッシュバックしました。あれも長い時間、ただただ体の不調に耐えるしかなかった・・・。

ってか妊婦ってほんと長い期間、痛みや辛い事にひたすら耐えてますよね。マジで偉すぎるよ。もっと褒められたい。

17時半、18時、時間は経つけどずっと痛い。ずっとお腹壊している感じ。生理痛の頂点みたいな痛みが一晩中続くイメージ。無痛分娩選んだのになんでこんな痛い思いせにゃならんのと凹む。トイレもしにくいし。

19時 力みなぎる晩ご飯

痛くて元気がないのに、お腹は減るよね。

そして、愛和病院の食事がとても素晴らしかったのです・・・。みてこれ!

チキンのシチュー煮込み的なやつ。勿論他のサラダもスープもプリンも全てが美味しくて、バクバク食べていきます。

けいこんぶ

あんなに痛くて気持ちが沈んでたのに、ご飯を食べてちょっと元気になりました。

病院でご飯が美味しいってあんまり重要視してなかったけど、食事ってめちゃめちゃ大事だなと実感。愛和病院のご飯担当さん達、素晴らしすぎます。ありがとう。

号泣しながら朝を待つ

けいこんぶ

ご飯食べてHP回復したので、引き続きなんとか痛みに耐えていきます。

持ってきたチュッパチャプスのラムネ味を舐めながら時が経つのを待つ。

飴うまい。。

ちなみに無痛分娩前日の24時以降から、水・お茶以外の飲食は禁止です。それだけ注意だね。

22時 消灯

まだ痛い。泣きながらkindle unlimitedで介護の漫画を読みます。読んでたのは、堀田あきおさんの「親の介護、はじまりました」という漫画で、両親が70後半の私にはあまりにも刺さる内容・・・。もういつボケてもおかしくないのに、里帰り出産を快く受け入れてくれて面倒見てくれてるのがどんなにありがたい事なのかを実感してメソメソ。親がもっと元気なうちに旅行に連れて行ってあげれば良かったと思い、また泣く。(涙腺がバカになってしまった)

そして24時頃にようやくバルーンの痛みが和らいできました。長かった。

けいこんぶ

あとは、明け方3時頃に別の部屋から「おぎゃーー!!」って赤ちゃん誕生の声が聞こえてきて、なんかドラマみたいだったな・・・。

明日は私もその現場に立ち会うのかと(っていうか産む)思うと、めっちゃソワソワして寝れなかった。

出産当日

7時半 栄養と陣痛促進剤打つ

点滴を打ってもらいながら、また別の部屋から妊婦の叫び声を聞きました。アマゾネス達が続々と出産という戦いに挑んでいる。。

8時半 バルーン抜けた!

そろそろいいかなという事で、助産師さんが優しくバルーンを抜いてくれました。子宮口は3~4cmに広がったと。まだそんなしか広がってないのかと逆に驚くよね。

9時半 麻酔の準備で分娩室へ移動

いつでも麻酔が打てるように、背中に管を入れていきます。少しの不快感と点滴くらいの痛さ。なんか変な感じだ・・・。促進剤を多めに打って様子見をしていきます。

けいこんぶ

バルーンが抜けたので快適〜!
とはいえ動けないしやる事はないので、携帯で雑誌を読み漁ります。

11時

促進剤の影響で、少し痛みが出てきたけど全然我慢できる。

12時 内診グリグリで破水

先生が診察に来てくれました。そう、恐怖の内診グリグリ再び。だからコレいてえのよ!!!!容赦ない程にグリグリされててうおおおおおって耐えてたらその場で破水しました。この後痛みが強くなるよ〜っと言われ恐怖におののく私。

13時半

なるほど、これは痛い。逃げ出したくなるね!なるほどね!
助産師さんに「痛みきてます」と伝えたらすぐ麻酔の準備をしてくれました。

背中に冷たい液体がすーっと通っていきます。しばらくすると痛みが引いていくあの感じ、「麻酔最高・・・!」となります。足のしびれとかあるけどそんなもん気にならん。しかも助産師さんが背中に足元にクッションを置いてくれてすぐ快適になりました。

けいこんぶ

麻酔が入ったし、この後にもう痛みを感じる事はないんだ!やった!!無痛分娩サイコー!!と束の間の幸せを噛み締めます。

14時 夜勤の助産師さんに変わる

選手交代し、夜勤の助産師さんが来てくれました。愛和病院の助産師さん、みんな優しいんだよな〜〜。しかも元気付けてくれたりもするし、本当心強いよ・・・。マジでありがたい。

そして内診グリグリもまたあったんだけど、麻酔が入ってると痛くないので無敵でした。麻酔の人はトイレ行かなくて良いように管も通ってるのでそれも楽。

15時 旦那が到着!

子宮口の開きがちょっと停滞気味なので、筋肉を柔らかくする?薬を投与。

そして、ハヤトが東京から立会いに到着しました〜!分娩室で一緒に待機してくれます。話し相手がいるって最高。心細くないし。

ナニワ金融道を読んでるけど許します。

17時 子宮口ようやく5cm

じわじわと開いていきます。

18時 内診グリグリ、痛み復活

何度目かの診察。麻酔しているのに、ここで受けた内診グリグリが痛かったのはなぜだろう・・・(緩和されてると思うけど!)入り口がガッツリ痛い。お尻も痛い。痛い・・・!
この後、麻酔を追加で入れてもらうんだけど、なぜか苦しいと痛いが続きます。

けいこんぶ

麻酔してるのに痛いやんけ!!という感じ。

いや、麻酔してなかったらもっと痛かったと思うんだけどね。痛みで気絶すると思う。わたし。

最後の陣痛に耐える

しばらくして急に怒涛の陣痛が来て、痛みと呼吸の苦しさが凄いことに。

最後の陣痛、痛みと苦しみに耐えながら2〜3時間程いきみっぱなし。唸りながらいきんで子を下に押し出します。(汚い話、子以外もめっちゃ出たと思う。助産師さん優しく対応してくれて涙)酸素マスクしてても苦しい!!

けいこんぶ

苦しすぎて、正直この時間の記憶がぶっとんだ。

そして、会陰切開してもらって踏ん張りまくる。途中で、助産師さんに「赤ちゃんの頭触れますよ!」と言われて触ってみる。マジで出てきてるやんけ・・・!と焦ります。ちゃんと出してあげないと、頭が長細い子になっちゃう(そこ?)ともう死ぬ気で踏ん張る。

そして、ついに我が子が誕生・・・!

ヘロヘロになりながら、我が子らしき物体をぼんやり眺めます。

生まれた瞬間、「おぎゃー!!」という泣き声を想像してたんですが、我が子は「ふ・・・ふぇ〜・・・」って感じでめちゃ控えめな感じでした。体も2500g位と想定よりなんか小さい。

けいこんぶ

その間、私は切開部分を縫われてたんだけど、途中から麻酔が切れて痛かったです〜。

すぐに麻酔追加してもらったらちゃんと痛みは消えて、改めて「あ〜、無痛分娩で良かったわ」と思いました笑

我が子、爆誕

正直最初見た時は「え、うちの子頭が細長い・・・!」「目が小さい・・・!」とショックでしたが、それが普通らしい笑。生まれたばっかりの時は浮腫んでるし、頭も柔らかいからすぐ変形するらしいですね。良かった良かった。

そしてその後1時間位親子3人の時間があったんですが、私は麻酔の影響か気持ち悪くて、激しい嘔吐と下から色んな液体を吐き出し(あれは何だったの?)追加で2時間くらい分娩台で休憩させてもらいました。

けいこんぶ

旦那は私の実家に帰宅。(病院に泊まる事はできないので)

産後の体、マジボロボロ。しばらくして私はスタッフさんに車椅子に乗せられ、入院する個室まで運ばれるのでした。

【愛和病院・無痛分娩レポ】〜②個室のご紹介〜へつづきます。



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ABOUT US
keikonbuイラストレーター
1991年秋生まれ。 元玩具デザイナー。 今はイラスト屋。 川越、野方、都立大学を経て、奥沢暮らし。 ナチュールとドードー鳥が好き。 酔いどれくそお姉さんです。 お仕事のご依頼は下記のお問い合わせフォームよりお願いいたします。