『金田』老いも若きも通う、割烹のような老舗居酒屋。おじさん達がイイ顔してるンだ。(自由が丘)




(¥3,500~/1人)

※この記事は酔いながら書いています。

ケイコ

わたし。

ハヤト

マイバディ。天パ。

こんばんは、keikonbuだよ。

今回行って来たのは、自由が丘で老舗居酒屋として最も有名な「金田」

歴史は80年以上あり、”大人の酒の飲み方”が学べる「金田酒学校」として、

多くの常連さん達に愛されてきた、自由が丘が誇る名店です。

ケイコ

仕事終わり、ハヤトとふらっと寄って来たよ。

居酒屋…というより、”割烹”のようなお店の綺麗さ、料理の細やかさ。

一人か二人で、しとしと飲みたい夜に最適すぎます。

ケイコ

純粋に酒と料理を味わってしまった。

あまり写真を撮っていませんが、なんだろ…この感じ、伝わるかな。

“自由が丘”で長く愛される真髄を感じたよ。

最後までゆっくり見ていってね!

『金田(かねだ)』

場所はもう自由が丘駅からすぐ近く。

かとりや、ほさかや等の自由が丘を代表する居酒屋が並ぶ場所にあります。

店内キャパは85席。。
(1:カウンター30席、2F:テーブル30席、3F:テーブル25席)
2、3Fも行って見たいもんだ…!座敷ってことかな?

結構控えめな門構え。暖簾などもなし!

これですよ、この金田のこの感じ。

少し控えめだけど、確実に強いこの感じ。

ケイコ

老舗の風格を感じます。

正直、ちょっと行きづらい…とこの時は思ってました。

入ると意外とスッと馴染むの。

むしろ一人でガンガン行きたい感じ。

メニュー

良い雰囲気のおっちゃんたちが
一人でしっぽり飲んでるのたまらねえな。。

メニューは壁にもあるけど、ちゃんと紙でもあるよ。

私たちのポジションがちょうど、紙メニューがなかったので、壁メニューガン見。

それはそれで面白いというね。酔狂酔狂。



乾杯はサッポロ赤星。

ビール大瓶(¥740)

居酒屋だと、生ビールより瓶派。

あ〜良い画。

私とハヤトが一番好きな日本のビールはサッポロ。

サッポロ赤星はラベルもかっこよくて、なんかもうウキウキしてしまいます。

ケイコ

この雰囲気にもう酔えるわ。

かんぱい〜

ハヤト

かんぱい〜

ちなみに、私は感受性死ぬほど豊かなノスタルジーに弱いタイプ、

ハヤトは虚無系男子です。

つまむ、良い肴。

サッポロでキメて、つまみを頼んでゆきます。

金田さん、頼んでから届くまでがかなり早い。待ち時間があんまり無いです。

お仕事早い!

菜の花おひたし(値段失念)

そしてお料理、綺麗な仕上がりのものしかない。

スタンダードで丁寧、それがまた美味しい。

すみいか刺身(¥950)

居酒屋にしては少し高い?と思ったけど、

これはもう自由が丘一等地でこの料理だったら納得です。

大事大事。続けていってほしい。

白海老(¥740)

白海老もうまかった!

刺身が美味しいって、お店の信頼度に関わると思うんだ!

ケイコ

やば…なんか金田にいると煩悩が消える…

うるさいことあんまり思わなくなる。

これはもしかしてサウナでいう”整う”状態?

ハヤト

ああ・・・

ん・・・?

お客さんたち、みんな澄み切った顔してるのよ。

晴れやかなのよ。



たまには熱燗も。

熱燗

たまには熱燗。

というより、お酒メニューがもう、日本酒・焼酎・ビールのどれかだったので、

つい熱燗を頼んじゃいましたね。

日本酒は全然飲まないけど熱燗は結構すき。

熱燗の頼み方がよくわかんなくて、
オドオドしながら「熱燗」だけ言ったらこれがきた。
よくわからん。けど安心した。

久しぶりの熱燗、少しだけぬるくて飲みやすい。

ちなみにハヤトは清酒の樽酒を頼んでいました。

普段ワイン飲んでるから思うけど、日本酒コスパ良すぎない?

全然飲めないよ、私。

ケイコ

いやん、ワインだと本当パカパカ飲んじゃうから。

日本酒はそうはいかないから。

ハヤト

人による。

日本の酒に合う一品

ナマコ酢(¥540)

珍しいものを頼んでみた。

ハヤトはナマコ酢好き。ハヤトのマッマが好きで、それが受け継がれたらしい。

親と子の好みって似るんだろうか。

私も食べたけどウメーかった。少し酸っぱいエキスがたまらなく酒に合う。

あなご白焼き(¥950)

白焼きにはうるさい私。

でもここのあなご白焼きはふっくらしてて山葵との相性も良くて、ニッコリ。

箸休めの茗荷が最高。

山菜盛り合わせ(¥700前後位?)

そして、この山菜。みてこれ…。

おばあちゃんちに帰った時に出されたら一番嬉しいお料理だぞ。

内容はちょっと細かく覚えてないけど、でもどれも、味噌?なに?麹?

わかんないけど、ちゃんと美味しい味わいにされてるの!

こうゆうの、酸いも甘いも知ってる女にはたまらなく刺さっちゃうのよね!

ケイコ

山菜系、だいっすき。

山の幸感たまらない。



〆は柳川、白魚の舞

そして、予期せぬ〆。

柳川白魚(¥840)

白魚食べたい!と思って頼んだら、柳川だった。鍋だった。

いやこれ、ありです。

白魚ぷっくりしてるし、そもそもこうゆう汁物って酒飲みの胃に優しくしてくれるのよね。

らぶ。

まじでこれ最高に美味しかったけど、
この残り汁で出汁割りしたくなって震えました。
こうゆう汁が一番うまいんだって!酒に合うのよ!

もちろん、出汁も飲みつくす勢いで完食。

もう、お腹が落ち着いちゃった。しまっちゃった。

金田さん、粋やで。

ハヤト

美味しかった〜。

さすが、居酒屋って感じではないな。

もはや割烹だね。

ケイコ

そうね、割烹のごとき風格だったね。

私としては、おじさんおじいちゃん達が嬉しそうに、もしくはため息つきながら飲み食いしてた姿が見られて最高!!

そうゆう酒場の光景が好きなんだよ〜。

常連さんも多そうだったし、ここは昔から変わってなくて落ち着くんだろうなと思ったよ。

いやあ、よかった。

ブログで紹介するのも野暮だなって思う位、このままおじさん達の酒場でいてほしい場所でした。

程よく酔っ払う、粋な大人の酒場。

酒・怠惰、いいなぁ日本って。

どんな時・人と行くのがおすすめ?

・1人でただ酒と料理を味わいたい時

 女性一人で行っても、変に絡まれたりしない雰囲気です。

・友達や夫婦でゆっくり語らいたい時

 しとしとするのにぴったりだよ。

お酒の種類は、ビール・焼酎・日本酒の三択なので、お酒苦手な人とは来ない方が良さそう。

声が大きくなくて、しっぽり語り合える人とぜひ来てください。

ケイコ

あたいはお父さん(over70)と二人で来たい。

熱燗つぎあいながら、お父さんの話をゆっくり聞きたい。

ノスタルジックな気持ち。

お会計

2人で行って、

ビール瓶×1、清酒×1、熱燗×1、料理7品で

合計¥7,560(¥3,780/1人)

お店情報

店名  :金田(かねだ)

紹介HP 食べログ retty

営業時間:【月〜金】17:00~22:00(L.O.21:20)
【土曜】17:00~21:30(L.O.20:50)

定休日 :日曜祝日

住所  :東京都目黒区自由が丘1-11-4



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ABOUT US
keikonbuイラストレーター
1991年秋生まれ。 元玩具デザイナー。 今はイラスト屋。 川越、野方、都立大学を経て、奥沢暮らし。 ナチュールとドードー鳥が好き。 酔いどれくそお姉さんです。 お仕事のご依頼は下記のお問い合わせフォームよりお願いいたします。